お迎えいただいたワンちゃんは、元気いっぱいでしょうか?
ワンちゃんの急激な成長は生後8か月までといわれており、10か月を迎えるころにはそのスピードは少々緩やかになります。
生後10か月を迎えると顔つきもぐんと大人っぽくなるので、この頃あたりに成犬用にフードを変え始める方も多いのではないでしょうか。
1歳になる頃が、ちょうど成犬用フードへの切り替え時期になります。
▼この記事の対象月齢
10か月~12か月
(まもなく1歳をむかえるワンちゃん)
子犬用フードを成犬に与えるのはOK?NG?
答えは NGです。
「子犬用のフードを成犬用に与えたらだめなの?」逆に、「成犬用フードを子犬に与えたらよくないの?」
そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、やめておきましょう。
1回与えたら調子を崩すということはないかもしれませんが、栄養価の高すぎるフードを成犬に与え続ければ肥満になりますし、必要な栄養が足りていないフードを子犬に与えれば正常な発達を妨げてしまうかもしれません。
子犬用フードと成犬用フードの違い
まず、大きな違いは 栄養素 です。
子犬用フードの方がタンパク質や脂質が多めに入っており、身体が著しく大きくなる1年間を支えています。
例えば「たんぱく質」は、子犬用のフードに22%以上の割合で含まれていますが、成犬用は18%程度に抑えられています。
また、「脂質」についても同様です。
子犬用には8%以上含まれていますが、成犬用は5%程度に抑えられているケースが多いです。
子犬は成犬に比べ、約2倍のカロリーが必要といわれています。
また、消化器官も完成していないので、子犬用ドッグフードには消化吸収の良さが求められています。
高たんぱくで高カロリー、かつ消化が良いフードが、子犬用ドッグフードなのです。
成犬用フードの特徴は?

身体の成長を促す子犬用フードに対し、成犬用フードは現状を維持し、健康を管理するのが一番の目的で作られています。
ワンちゃんは成長が止まった1歳~2歳時点で太っておらず、でも痩せていない、適正な体格の体重がおおよそ理想的な体重であり、それ以降はプラスマイナス10%を超える体重の変動は望ましくありません。
犬種や個体によって必要なエネルギー量や栄養素は異なりますが、成長段階に合わせたドッグフードを与えましょう。
いつ成犬用フードを与えればいいの?
切り替えのタイミングは、犬種によって異なります。
トイプードルやチワワなどの超小型犬や小型犬は8~10か月から、柴犬やフレンチブルドッグなどの中型犬については9~12か月から成犬用のフードを与えましょう。
一言で成犬用フードといっても様々な種類がありますので、選ぶポイントを押さえておきましょう。
どんなことに気を付ければいいの?
特に押さえておきたいポイントは、
・対象年齢
・体格や犬種
・愛犬の食感の好みや体質
・ドッグフードの原産地
・食品添加物の有無 などです。
食品添加物はおもに、「人工着色料」「酸化防止剤」「甘味料」などが挙げられます。
しかし、絶対に摂取してはいけない!というわけではなく、人間同様にワンちゃんも、オーガニックすぎる食品よりも、多少食品添加物を含んだフードの方が嗜好性が高く食いつきが良いかもしれません。
ただ、食品添加物を多く含んだドッグフードを食べ続けることによって、アトピーを発症してしまうというワンちゃんも少なくありません。
今は何も問題なくても将来のために、フードを選ぶ際は
必ず裏側の「成分表示」を確認し、添加物の含有量や種類を確認しましょう。
総合栄養食と療養食、正しい方を与えましょう
健康状態に何の問題の無い成犬であれば、「総合栄養食」という成犬に必要な栄養が凝縮されたドッグフードを与えることが多いです。
しかし特定の疾患を持ったワンちゃんにはこの総合栄養食が体質に合わない事があり、その場合は「療法食」と呼ばれるドッグフードを与えます。
総合栄養食とは…
この総合栄養食についてはドライフードである事が多く、一般的に、たん白質が25~33%、脂質が3%以上、炭水化物が45%以下に定められています。
基本的にこの総合栄養食を指定の分量だけ毎食与えれば、あとは水のみで一日に必要な栄養分が全て補給出来る、というものになります。
療養食とは…
ワンちゃんの体質や疾患に合わせて栄養バランスが調整されています。
消化率が高く食物繊維豊富な消化器疾患に対応したものや、ナトリウム含有量を抑えた心疾患用などバラエティも多くあります。
ただし、療養食と一口に言っても、メーカーによって特定の栄養素の含有量が異なる場合があるので、必ず獣医師の指導の下で購入してください。
療養食はどれも同じ…ではない!
例えば、関節が弱い傾向があるトイプードルやミニチュアダックスフンドの場合は、「グルコサミン」や「コンドロイチン」配合のドッグフードが効果的です。
また、お腹が弱く下痢をすることが多い子の場合は、消化が悪い小麦や大豆、とうもろこしなどのでんぷん質を控えめにしたフードがおすすめです。
また、ヨークシャーテリアやマルチーズなどの長毛種の場合は、毛艶の良さを維持することができるといわれる「ビタミンB群」や、「オメガ6脂肪酸」「オメガ3脂肪酸」を含むフードが推奨されます。
ワンちゃんの健康状態や体質によって、「総合栄養食タイプ」のドッグフードと「療養食タイプ」のドッグフードのどちらが適しているか、よく考えて判断しましょう。
フード選びに迷ったら…
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